小さな鉄工所 有限会社 山勝鉄工建設


五面加工機などの大型精密機械の基礎は、精度も要求されますし、形状も複雑です。

 深さの違うピットが多数あり、ベースジャッキ用の箱抜きも形も深さも配置もまちまちです。

 配線ピットやラックもあります。

しかも、施工後沈下量も0.1oでも 機械の再調整が必要となるなど 難易度の高い基礎です

 普通の建築屋さんは、あまり
経験の少ない分野だと思います。

 私も、始めはとまどいましたが、お客様と打合せをしながら、5台の機械基礎を施工させて頂くうちに 少しずつ要領をえました。

機械基礎


機械基礎も施工いたします。
2006年08月



設計施工物件ですが、建物の基礎と平行に機械基礎の工事も進めました。機械基礎も杭を打ち込み、コストを大幅に削減出来ました。 (杭なしと比較して)



お客様の手配してた機械の納期が決められておりましたので、
冬場でしたが 突貫工事でなんとか間に合わせる事ができました。


2008年03月













ピット、配線ラック・ピットも同じく進め、機械搬入後に機械とピットの隙間もCH.PLでフタをして、お客様の作業性の良い設備が出来上がりました。

既存の建物の中に機械基礎を、
設ける場合は 仕方ありませんが
 新築する場合は、杭基礎とした方が、経済的だと考えます。

 但し、沈下量の問題もあるので
機械の搬入より2、3ヶ月早く沈下してはいけない部分の施工を終わらせたほうがいいです。

まったく沈下しない基礎を作るとしたら、時間もお金もずいぶんかかります。

冬場の工事は、大変です。
下の写真は、床のコンクリートを打設後の採暖養生の様子です。